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全国各地のストリートダンスチームが対戦し、年間王者を決する「プロダンスリーグ(Dリーグ)」設立の準備が進んでいる。ゲームは独自のルールで進め、ダンスに加えラップや音楽、映像も含めた総合的なパフォーマンスで競う。昨春発足した一般社団法人ダンスリーグ(大阪市)代表理事、原田充啓さん(53)は「ストリートダンスを盛り上げ、メジャーな競技にしたい」と2020年の開幕に向けて意気込む。

 昨年12月、大阪市のライブハウスに「FE大阪」と「九州シーザーズ」の2チームが登場し、満員の観客約300人から大歓声が上がった。ダンススタジオに通う子どもたちの姿が目立ち、大阪では初開催のため、多くが初めての観戦だ。

 チームのメンバーは監督、ダンサー5人、MC(ラップ)、DJ(音楽)、VJ(映像)の計9人。ゲームが始まり、ダンサー5人がリズムに合わせて体を自由自在に動かす。時に激しく、時にスローに。舞台のスクリーンにはダンサーの姿などさまざまな映像が流れ、ラップがダンスを盛り上げる。DJの見せ場もある。

 ゲームは約2時間で4部構成。チームが交互にダンスを披露したり、1対1で対決したり。審査員3人が音楽性、技術、アティチュード(態度)の3項目を10点満点で評価し、合計点で勝敗を決める。審査の間には解説者の説明があり、観客を飽きさせない。

 この日は大阪が勝ち、九州の3連勝を阻止した。初めて観戦した神戸市西区の専門学校生、西尾玲音(れね)さん(18)は「私もダンスをしている。DJやダンスなどいろんなカルチャーが合わさって斬新。ダンスリーグが実現したら私も出てみたい」と目を輝かせた。

 チームは大阪、名古屋、広島、四国、九州に結成され、Dリーグ準備のためのゲームは8回を数えた。ルール作りは試行錯誤が続き、ダンスの時間を変えるなど質の高いパフォーマンスを見せられるよう工夫を凝らす。

 原田さんは約25年前にストリートダンスの普及を目指して大阪で会社を設立し、イベント開催やテレビ番組制作を続けてきた。「約35年前にストリートダンス文化が日本に紹介された当初は『不良の遊び』と見られていたが、今は違う。Dリーグでさらにファンを増やしたい」

 ダンスは12年に中学の体育で必修になり、子どもがストリートダンスに触れる機会も増えた。だが、ダンサーの多くは人前で踊るだけでは生計を立てられず、ダンススタジオで教えるなどしている。Dリーグ設立により、ダンサーの待遇向上も目指す。

 Dリーグ開幕予定の20年は東京五輪の開催年。原田さんは「五輪の開会式などでダンスが披露され、関心を持つ人が増えるタイミングで、Dリーグをスタートさせたい」と話している。【根本毅】

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180104-00000050-mai-soci
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