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夕方の那覇市小禄の小禄自治会館。小中学生らがステージ上でヒップホップ音楽に合わせ、キレのいいダンスを見せる。「笑顔で」と声を掛け指導するのは、ダンスチーム「Charm(チャーム)」代表の髙良信徳さん(52)だ。妻の美奈子さん(47)のサポートを受け、夫婦二人三脚で子どもたちにボランティアでダンスを教える。また、毎年ダンス大会を開催するなど子どもたちの居場所づくりに取り組んで11年になる。
 ダンスの練習は月、水、金曜日の週3回、午後5時~7時半まで行われている。時間は子どもたちの学校が終わり、親が仕事から帰るまでの「大人の目が届きにくい」(信徳さん)時間に設定した。建築関係の自営業を営む信徳さんは練習の日は仕事を済ませ、小禄自治会館に駆け付ける。信徳さんは「忙しくてもこれが優先」と笑顔で話す。

 ダンスチームは、信徳さんが鏡原中のPTA会長だった2007年に発足した。放課後の時間を持て余した子どもたちが深夜徘徊(はいかい)など悪い道に行ったら困ると考え、趣味で続けていたダンスの指導を始めた。

 小学5年からチームに入った政野リオナさん(14)=金城中2年=と上原ゆららさん(14)=鏡原中2年=は「チームは壁がなく自由。高校に行ってもダンスを続けたい」と夢を語る。ゆららさんの母の香緒さん(44)は娘の姿を見て「自分で考える力が与えられ、人との関わりも深くなる」と評価する。

 チームの子どもたちはイベントでダンスを披露したり、ボランティア活動をしたり、地域と積極的に関わる。学校の成績や生活態度が向上する成果も出ているという。信徳さんは「生活や勉強、仕事にはリズムがある」と日常生活のリズムの大切さを強調する。

 髙良さん夫婦は、県内ダンスチームの子どもたちの見せ場をつくるため、毎年3月に「ヒップホップダンスフェスティバルin那覇」を開催。約40チームが出場し、観客は約千人にも上る大規模なイベントだ。

 美奈子さんは「子どもはいいことがあるとダンスに表れる。人前で話すのが苦手だった子が話せるようになるのを見ると感動する」と話す。信徳さんは「子どもには居場所が必要。大変だが楽しい」と話した。(金良孝矢)

琉球新報社

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180106-00000002-ryu-oki
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